| |
 |
| 日本各地で環境保全研究に取り組む研究者の皆様へ ―アースウォッチ・ジャパンのリサーチサポートプログラム― |
市民ボランティアによる野外調査の支援
アースウォッチ・ジャパンは1993年にアースウォッチの日本支部として発足しました。1995年からは、国内の研究者の支援も開始し、2009年までに毎年10件程度の研究に市民をボランティアとして送り出し、支援してきました。アースウォッチでは、こうしたボランティアプログラムを「プロジェクト」と呼んでいますが、2009年までに31の日本国内でのプロジェクト(「国内プロジェクト」)を支援し、1200人余りの市民ボランティアが参加しています。重要度を増す環境保全分野の研究をより広く支援するため、2006年より国内での支援研究公募制度を開始しています。
アースウォッチが皆様の研究で果たす役割
■意欲あふれる市民の参加を推進しています。
アースウォッチ・ジャパンは、過去10年以上に渡り、市民をボランティアとして、国内の調査フィールドへ送り出しています。フィールドワークに市民ボランティアが直接参加して支える仕組みは、アースウォッチの活動の大きな特色です。
■長期に渡る支援を重視しています。
生物多様性保全をはじめ、環境分野の研究の多くが数年以上に渡るデータ収集を必要とすることから、アースウォッチは長期に渡る支援を重視しています。
たとえば 清里のヤマネプロジェクトは1995年から、富士山麓の絶滅危惧チョウ類プロジェクトは2003年から継続してその調査活動を支援しています。
■
情報発信にもご協力しています。
アースウォッチ・ジャパンでは、一般の方へ向けたイベント(月1回)や研究者講演会の実施、メールマガジンの発行を実施しています。環境保全について関心の高いアースウォッチの会員などからなるコミュニティへ向けて研究の成果を情報発信することで、より広く一般の方に対し、支援する研究者の調査や環境保全へ向けた取り組みを知っていただく機会をご提供しています。
■市民に開かれた「オープンリサーチ」を共同で作っています。
アースウォッチ・ジャパンの国内プロジェクトは、それ自体が市民参加型環境保全研究のショーケースです。アースウォッチは、ボランティアを募集・登録し、調査地へ送り出すしくみを整えています。各プロジェクトにおいて、事前説明資料なども研究者の皆様と共同で作成しています。これにより、環境保全へ向けた研究に、一般市民が直接参画する「オープンリサーチ」を共同で作っています。第一線で活躍する研究者の考えを直接学ぶ場として、市民にとっても非常に貴重な機会となります。
研究支援の申請に際して
■支援対象となる研究について(「次世代の科学者」も支援しています。)
アースウォッチ・ジャパンが実施するプロジェクトは、通常博士課程修了以上の研究者が行う調査を対象としています。しかし、修士・博士課程であったり、フィールド調査や教育経験の豊富な方による研究についても、指導教官等のプロジェクト参画を条件に、支援対象として検討しています。申請のあった研究は、アースウォッチ・ジャパンのサイエンスアドバイザーが支援の可否を審査します。
■アースウォッチ・ジャパンの支援モデルについて
アースウォッチの派遣するボランティアは、現地までの渡航費用と現地滞在費を自己負担する形、つまり「手弁当」で参加します。そして、金額は限られますが、調査の費用助成もボランティアの参加費用(研究分担金)から提供しています。
それぞれのプロジェクトは、研究スケジュールに基づき、1回の調査シーズンに数回の「チーム日程」を設定して実施しています。
1回のチーム派遣人数はプロジェクトによって差がありますが、3名〜10名程度となっています。また、1チーム日程は、日帰り・週末2日から、長くても5日以内で設計し、多忙な日本のビジネスマンを含め、多くの方が参加できるように工夫しています。
チーム数は調査形態によりますが1チーム〜10チーム程度の編成実績があります。
・チーム編成例:
チーム1:5月20日(土)〜5月21日(日)最小3人・最大8人
チーム2:7月22日(土)〜7月23日(日)最小3人・最大8人
■アースウォッチのボランティアについて
アースウォッチでは、16歳以上のボランティアを募集し、研究者の下へ送り出しています。参加者は16歳〜70歳を超える方の参加もあります。多くの参加者は研究歴はないものの、非常に熱心で環境保全に関心のある方ばかりです。
■助成方式について
アースウォッチ・ジャパンの助成範囲は、フィールドでの調査活動部分をメインにしています。主に、研究者及びボランティアのフィールドでの食費・滞在費・移動費が助成されます。また、調査に必要な用具の一部、レンタカーなどの費用もケースに応じて支援しています。
■助成の範囲を超えるもの
ボランティアの現地までの移動費用(各参加者が自己負担して参加します)、研究用の設備(乗用車の購入など)、研究チームの給与、所属研究機関に対する補助金や中間費用、調査後の分析作業および費用、研究成果の出版費用など
ただし、上記の中でも、アースウォッチでは研究成果発表の場として研究者報告会を実施しているほか、ご協力できる点もありますので、ご相談下さい。
■助成期間について
アースウォッチ・ジャパンの助成期間は、1年間です。複数年にわたる調査については、1年ごとに改めて申請をお願いしています。アースウォッチ・ジャパン のサイエンスアドバイザーの審査を経て、決定したものを国内プロジェクトとして実施します。また、研究内容が優良で、ボランティアの活動が貢献できる調査の中には、数年間継続して支援を行っているものもあります。
■(ご参考)上記のほかの枠組みについて
上記の枠組みはアースウォッチが日本国内を対象に行う支援プログラムです。このほか、アメリカのアースウォッチ本部が主催し、世界中からボランティアを募る「海外プロジェクト」も募集しています。こちらはより大規模のプログラム構築が可能ですが、プロジェクトは英語で実施する必要があり、英語での申請が必要です。
(なお、海外プロジェクトの申請はアメリカ本部で直接受け付けていますので、下記のページを参考にご検討下さい。)
アースウォッチUS本部 研究者向けWEBページはこちらから(英語)
研究支援の申請方法および審査について
申請の際は、以下のURLから申請書をダウンロードし、必要事項を記入・押印の上、アースウォッチ・ジャパン事務局までお送り下さい。また、博士課程修了者以外の方が申請者の場合は、以下のURLから推薦状をダウンロードし、指導教官などの方に記入いただき、こちらも合わせてご提出下さい。
※国内プロジェクトは、審査、支援決定後の準備作業および広報活動などの関係で、最短でも6ヶ月程度の期間が必要となります。申請の際には余裕を持ってお送り下さい。
◇リサーチサポートプログラム申請書(application07.doc)
◇リサーチサポートプログラム推薦書(recommendation07.doc)
※博士課程修了者以外の方は、推薦書も合わせてご提出下さい。
国内プロジェクトは通年募集を行っています。
応募〆切:調査開始予定日の6ヶ月前
(これ以前のご相談・ご応募も受け付けます。準備期間が長く取れればよりよいご支援ができますので、計画の段階からぜひご相談ください。)
審査結果は書類を受け取ってから約2ヶ月を目安にご返事いたします。
本申請書は、プロジェクトの審査に関わる関係者が審査目的のために利用します。プロジェクト実施が見合わせとなった場合は、本申請書の内容を外部に提供することはありません。
申請書については全て審査いたしますが、研究内容に関わらず、体力要件、調査内容、必要とされるスキルなど、市民ボランティア派遣上の問題で支援出来ない場合もありますので、予めご了承下さい。
送付先
〒102−0075
東京都千代田区三番町24−25 三番町TYプラザ5F
特定非営利活動法人 アースウォッチ・ジャパン
「リサーチサポートプログラム」係
支援決定後のプロセスについて
1:プロジェクト審査〜支援決定
2:追加情報・広報資料作成材料等のご提出・プロジェクトの共同設計
3:一般の方への広報活動
4:支援プロジェクト実施
それでは、研究者の皆様のご応募をお待ちしております。
| | |
|