アースウォッチ・オンラインセミナー「環境DNAを用いた魚類調査プロジェクト  成果発表会」を2月27日に開催

アースウォッチ・オンラインセミナー
「環境DNAを用いた魚類調査プロジェクト 成果発表会」を開催。

日本の周辺海域は世界でも有数の生物多様性ホットスポットで、4,000種くらいの魚が生息していると言われています。しかし魚類調査の困難さなどから、多様な魚が日本沿岸にどのように分布し季節変動するのか、まだわかっていないことが多くあります。
そこで2017年に海水に含まれる生物由来のDNA(環境 DNA)を分析して、魚類生態系の変動を時間・空間で把握する画期的な取り組みが環境 DNA 学会の研究チームで始まりました。2020年からアースウォッチ・ボランティアが環境DNAサンプルを採取する協力をし、その試料は専門的な方法で分析されています。

2021年は、海の日からの1ヶ月の間に北海道根室の穂香(ほにおい)海岸から沖縄中城湾(なかぐすくわん)まで、また八丈島や式根島といった離島からも調査にご協力いただき,全国67地点にて調査を実施できました。
その貴重な試料の分析結果がまとまりましたので、皆様に成果をご報告します。結果はGoogle Map等を使い、視覚的に分かりやすくまとめられています。
最新の生物調査法「環境DNA」と市民ボランティアの力を結集させ、これまで誰もみたことのない解像度で、日本沿岸の魚の生物多様性を観測することを目的としたこの調査の成果にご注目ください。
サンプル採取者はもちろん、環境DNAに興味がある、今度参加してみたい、など、どなたでもご参加いただけます。

パネリスト
近藤 倫生 東北大学大学院生命科学研究科 教授
笠井 亮秀  北海道大学大学院水産科学研究院 教授
益田 玲爾 京都大学フィールド科学教育研究センター 教授
清野 聡子 九州大学大学院工学研究院 准教授
太齋 彰浩 一般社団法人サスティナビリティセンター 代表理事
ほか

開催日時:2月27日(日)10:30~12:00
募集人数:400名/申込制
対象:どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料
方法:Zoomを利用してオンラインで開催

 

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