アースウォッチ・トークス「クマ対策から人と自然の関係を問いなおす」を2026年6月24日(水)に開催

アースウォッチ・トークスとは

アースウォッチの運営に携わる多彩な役員や、活動を指導してくださっている研究者の皆様による講演プログラムです。生物多様性の保全にどう関わるかなど、各々の専門と体験から語っていただくシリーズです。
SDGsのターゲット「13. 気候変動に具体的な対策を」、「14. 海の豊かさを守ろう」、「15. 陸の豊かさも守ろう」について具体的な活動例を、野外活動の意義や楽しさも含めて紹介、2022年のCOP15で決定された「2020年以降の生物多様性に関する世界目標」に関する話題を紹介など、多岐にわたる内容をお楽しみいただきながら、アースウォッチの活動や理念の特長をご理解ください。

第二十一回2026年6月24日(水)19:00-20:00
「クマ対策から人と自然の関係を問いなおす」
横浜国立大学大学院名誉教授・アースウォッチ・ジャパン理事長 松田 裕之

北海道や屋久島の自然や水産資源に関する各種の委員会の委員を務め、横浜国立大学ユネスコチェア「生物圏保存地域を活用した持続可能な社会のための教育」チェアホルダー、横浜国立大学大学院教授を経て、現在、同大学名誉教授兼上席特別教授、日本海洋政策学会理事、アースウォッチ・ジャパン理事長。
専門は生態学、水産学、環境リスク管理。

今年もクマに襲われる人身事故が起きてしまいました。
日本人とクマの関係は、先住民がクマを利用しつつ共存していた時代、明治から戦後にかけて徹底的に駆除した時代を経て、その後は保護政策がとられていました。残ったクマは人を避けていたため、山菜取りに行く人も、クマ鈴をつけていれば比較的安心でした。
しかし、近年では、クマが人を恐れる必要はなくなり、人慣れが進んでいます。その結果、人を恐れず、さらには人里に餌を求めるクマが増えつつあります。北海道と本州のいずれにおいても、クマの個体数は回復しています。

長らく自然保護は、手つかずの自然を保護する活動が主でしたが、最近では、都市の自然も含め、人間を生物圏の一員とみなす自然観へと変化しつつあります。人とクマとの関係の変化にクマ対策が追い付いていない現状ですが、クマ対策にとどまらず、人と自然の関係を問い直す時期に来ていると思います。

このトークスが、クマと人、人と自然の関係を問い直すきっかけになれば幸いです。
ただし、答えは一つではなく、社会の選択です。一緒に考えていきましょう。

申し込み:Zoomによるオンライン形式(無料、事前申し込み制)

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