日本固有のタンポポ全国調査・バックヤードプログラム

博物館での花粉分析教室

タンポポは身近な存在でありながら、実は科学的に解明されていないことが多い植物です。
地域ごとに遺伝的な種の異なる日本固有のタンポポを全国から集め、日本固有の在来タンポポと外来タンポポの地理的分布や雑種個体の頻度などを明らかにしていきます。
Supported by: RGAリインシュアランスカンパニー日本支店

 

プログラム概要

2024年4月から6月末にかけて「日本固有のタンポポ全国調査」を開催し、市民に調査協力を呼びかけたところ、全国から130件もの日本固有のタンポポの花が集まりました。
そこで、集まった花を顕微鏡で観察し、在来種か雑種かを判定する「花粉分析教室」を開催します。この活動を通して、日本固有の在来タンポポの地理的分布や雑種個体の頻度などを明らかにします。

日本固有のタンポポ全国調査の詳細はこちらをご覧ください。

ボランティアの役割

「日本固有のタンポポ全国調査」で集められた花を顕微鏡で観察し、在来種か雑種かを判定します。ボランティアは2-3人一組となり、顕微鏡を用いた観察及び判別・プレパラートなどのセッティング・記録を交代で行います。
顕微鏡の操作や判別方法については、当日にガイダンスを行いますので、特別な知識や技能は必要ありません。

スケジュール

13:00 受付
13:30 開催
14:00 タンポポ全国調査のレクチャー
14:20 グループ分け、花粉分析の方法説明、顕微鏡を用いた花粉分析
16:00 分析終了、片付け、全体の振り返り
16:30 解散

研究者の紹介


倉田 薫子(くらた かおるこ)先生
横浜国立大学 総合学術高等研究院生物圏ユニット 教授
植物系統進化学・植物地理学・植物分類学がご専門。植物の形態・保全・適応進化など研究活動に取り組みながら、教育活動にも積極的に従事。

秋山 幸也(あきやま こうや)先生
相模原市立博物館 学芸員(生物担当)
本調査の共同研究者。生態学・環境教育がご専門。相模原市自然環境観察員制度における市民参加調査の調査設計やアドバイザーを担当。

日程/募集人数

チーム1:2024年8月4日(日) 10名 終了
チーム2:2024年8月10日(土) 10名 満席
チーム3:2024年9月1日(日) 10名 満席 キャンセル待ち受付中

会場

相模原市立博物館(相模原市中央区高根3丁目1-15、JR横浜線・淵野辺駅から徒歩あるいはバス)

アクセス情報はこちらをご覧ください。

参加登録料(無料)

調査に参加するのに、会員資格は問いません。16歳以上の健康な方なら、どなたでもご参加いただけます。

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