小笠原諸島だけに生息するアカガシラ カラスバトは、野生個体数がわずか40羽前後と推測されている天然記念物の鳥です。
これまで上野動物園では、「アカガシラ カラスバト保護増殖事業計画」に基づき、アカガシラカラスバトの飼育繁殖に取り組み、成果をあげてきました。
多摩動物公園への分散飼育の開始、小笠原父島で、地元の皆さん、大学等研究機関、行政機関、そして国際自然保護連合(IUCN)との協力も進められています。
飼育開始当初3羽だった個体数も、2011年には25羽となりました。東京都内に生息する絶滅危惧種への動物園の様々な取り組みをうかがえるチャンスです。
講師 | 恩賜上野動物園 西園飼育展示係 坂下さん |
開催日時 | 3月12日(土)13:30~15:20 |
プログラム | 13:20 恩賜上野動物園表門前集合 13:30 入園手続き 13:40 恩賜上野動物園入園。動物園係員の方の案内で仮設キジハト舎を見学 14:00 西園・管理事務所へ移動(途中,繁殖センターを園路から見る) 14:10 3階会議室で飼育係員坂下さんによるレクチャー 「アカガシラ カラスバトの保全」 15:00 質疑応答 15:20 解散、各自園内自由見学 |
ご参考 | 環境省 自然環境局生物多様性センター 東京ズーネット(希少動物の飼育と保全) |
募集 | 先着40名/申込制 |
対象 | 大人(高校生以上)、中学生以下の参加は保護者同伴の場合のみ可 |
参加費 | 無料 |
会場 | 公益財団法人東京動物園協会 恩賜上野動物園 東京都台東区上野公園9-83 |