助成制度


松下幸之助記念財団・教員フェローシップ
「自然と人間との共生」を子どもたちに

はじめに

このプログラムは、子どもたちの教育に携わる方々が、最前線の科学の現場で行われる生きものの調査に参加することで、研究者から学んだ環境問題の現状を子どもたちに伝えていただくものです。
自らの体験を伝えることで、子どもたちは「地球の今」「最前線の環境調査」を感じとることができるでしょう。

環境NPOアースウォッチ・ジャパンでは、「自然と人間とが共生する社会の実現」を理念の一つとする松下幸之助記念財団とともに、2014年より次世代を担う子どもたちの環境教育推進を目指して、教育関係者を対象とした支援プログラムを実施しています。

このたび、アースウォッチ・ジャパンが主催する5つの野外調査に参加する、教育関係者の方を募集します。
自然観察会とは違う、現在進行形で行われている科学的な調査に参加し、その現場で得た知識や発見を、子どもたちに伝えてください。

2017年プログラム概要

1 支援内容
  • 野外調査プログラム参加費用(調査期間中の夕朝食費・宿泊代を含む)及び交通費として、上限4万円まで負担します。
2 参加者ご自身でしていただくこと(合格者のみ)
  • 集合場所と自宅間の交通手配
  • 参加申込書の提出
  • 体験を環境教育活動に反映し、その実践結果を報告書として提出(調査終了後4カ月以内)
3 野外調査プログラムの内容と時期
(調査は研究者の指導を得ながら、一般から募集したボランティアとともに行います。)
  調査名
(クリックして詳細を表示)
調査地 調査を通じて学べること 調査日程 人数
1 被災した干潟のいきもの調査 東日本グリーン復興モニタリングプロジェクト 岩手県宮古市 津波で影響を受けた干潟の生きもの調査を通して、東北の自然や復興の現状を体感し、自然と人との関わりについて実地で学びます。
指導は、群集生態学が専門の占部城太郎先生とその研究チーム。
2017年7月22日(土)〜23日(日) 1泊2日
2人
2 種子島のアカウミガメ保全
鹿児島県西之表市 絶滅が危惧されているアカウミガメの生態を明らかにする調査をしながら、絶滅の危機にある生きものの保全について学びます。
指導は、海洋生物環境学が専門の松沢慶将先生と協働する研究者チーム。
2017年8月7日(月)〜9日(水)2泊2日 1人
3 沖縄のサンゴ礁

沖縄県本部町 サンゴの白化現象について、その原因やメカニズムを科学的に解明する調査を通じて、地球規模の環境問題であるサンゴ礁の保全について学びます。
指導は、サンゴ礁化学が専門の鈴木款先生他研究チーム。
2017年8月19日(土)〜22日(火) 3泊4日 1人
4 石垣島白保のサンゴ礁

沖縄県石垣市 サンゴ礁の劣化原因の一つである海への赤土流入について、その現状や対策効果の調査を通じて、海の保全を学びます。
現地では、ホームスティを通じたサンゴ礁文化の聞き取り調査なども行い、サンゴの伝統的な利用についても学びます。
指導は、生態学が専門の佐藤哲先生。
2017年9月6日(水)〜9日(土) 3泊4日 1人
5 震災後の海の生態調査

宮城県気仙沼市 豊かな海を守るための「森は海の恋人」運動で有名な舞根湾で、津波で影響を受けた沿岸域の生態系調査を通じて、森と海をつなぐ湿地や干潟の機能や、周辺の海に蘇る生き物たちについて学びます。
指導は、森里海連環学が専門の田中克先生とその研究チーム。
2017年9月16日(土)〜17日(火) 1泊2日 1人

  これまで参加した方々の授業や企画展等の成果報告は、こちらでご覧になれます。

応募要項

1. 募集対象者
小学校・中学校・高等学校の教員(担当学年、科目は問いません)、科学館、博物館、水族館等の教育的施設で、子どもたちの指導に関わる職員
2. 応募方法
こちらの応募フォームに必要事項を入力してください。
応募フォームには、教育プラン「本プログラムに参加した後に、ご自分の体験を子どもたちの教育にどのように生かしていくか」(400字〜600字程度)も記載してください。
3. 応募締切
2017年5月31日(水)24:00
4. 選考結果の通知
募集締め切り後に選考し、結果はメールにて2017年6月中旬にご連絡します。
5.応募先及びお問合せ
アースウォッチ・ジャパン松下幸之助記念財団・教員フェローシップ係
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学大学院農学生命科学研究科フードサイエンス棟4階
電話:03-6686-0300 FAX:03-6686-0477
E-mail: info@earthwatch.jp