「油壺海岸の自然と地質」
油壺は首都圏から近いにもかかわらず、多様な海棲生物が見られるホットスポットであるばかりでなく、ダイナミックな地質の歴史が観察できる場所として知られています。今回は、海岸に見られる第三紀の地層や関東大震災に伴う隆起構造などを観察します。
三浦半島の南西部に位置する油壺は複雑な海岸線を持ち、豊かな自然が残されています。ここには古くから東京大学の臨海実験所が設置され、数多くの新種の生物の発見がなされてきた歴史もあります。観光地化された城ヶ島にはない落ち着いた雰囲気の中で、褶曲、断層、不整合、地盤の隆起、斜行層理など、地学の教科書に出てくるような現象を手軽に見ることができます。ふるってご参加ください。海岸には滑りやすい所もありますので、歩きやすい靴でお越し下さい。
講師 | アースウォッチ・ジャパン 理事長 浦辺 徹郎 |
開催日時 | 2018年3月31日(土)10:30~12:30 |
プログラム | 10:30 油壺マリンパーク正門前集合 10:40 油壺海岸散策と地質等の解説 12:30 終了、解散 |
近隣のご案内 | 「小網代の森」 ごく短い川の水源から川口の干潟までを観察できる小さな森。帰りに余力があれば、寄り道されると良いでしょう。三崎口駅に向かう京急バスでシーボニア入り口、ないし、引橋バス停下車。 「京急油壺マリンパーク」 今年設立50年を迎える「魚たちの国」。全長3メートルの大きなサメ「シロワニ」が棲む回遊水槽やイルカのショーが見られます。 |
募集 | 15名 |
対象 | アースウォッチ・ジャパン個人会員 入会申し込みはこちらをご覧ください。 |
参加費 | 無料 |
場所 | 神奈川県三浦半島油壷周辺 |