アースウォッチ・トークス「日本のアカウミガメの生態・保全とその未来」を3月18日に開催。

アースウォッチ・トークスとは

アースウォッチの運営に携わる多彩な役員や、活動を指導してくださっている研究者の皆様による講演プログラムです。生物多様性の保全にどう関わるかなど、各々の専門と体験から語っていただくシリーズです。
SDGsのターゲット「13. 気候変動に具体的な対策を」、「14. 海の豊かさを守ろう」、「15. 陸の豊かさも守ろう」について具体的な活動例を、野外活動の意義や楽しさも含めて紹介、2022年4-5月のCOP15で決定される「2020年以降の生物多様性に関する世界目標」に関する話題を紹介など、多岐にわたる内容をお楽しみいただきながら、アースウォッチの活動や理念の特長をご理解ください。

第四回 3月18日(金)19:00 – 20:00「日本のアカウミガメの生態・保全とその未来」
日本ウミガメ協議会 会長 松沢 慶将

特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会会長
国際ウミガメ学会前会長
四国水族館館長
専門は海洋生物環境学。
特にウミガメ類の繁殖生態について研究。
ウミガメ類を取り巻く自然環境の保全にも取り組む。

絶滅の危機にあるアカウミガメは、北太平洋では日本の沿岸にある砂浜でのみ産卵します。いくつかある産卵場所のうち、アースウォッチ・ジャパンでは、松沢先生のご指導のもと鹿児島県の種子島と和歌山県のみなべ町において調査プログラムを実施しています。種子島では2015年からみなべ町では2016年から継続している調査でわかってきたことを皆さんと共有し、アカウミガメの保全について考えていきたいと思います。

松沢先生からのメッセージ

最近は、地球温暖化や海洋プラスチックに脅かされる動物として頻繁に取り上げられるようになってきたウミガメですが、その暮らしぶりについては、あまり知られていないかと思います。この機会に、ウミガメと取り巻く状況について概観してみませんか?

申し込み:Zoomによるオンライン形式(無料、事前申し込み制)

今後の予定
第五回 2022年6月
タイトル:「生物多様性に関する世界目標に対して」
スピーカー:日経BP社 日経ESG編集 シニアエディター 兼 日経ESG経営フォーラム プロデューサー 藤田  香

隔月に開催予定です。

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