生態系サービス

ふじのくにの里山 - 植物と昆虫のつながり

静岡の里山で、四季を通じて植物と昆虫の関係性や多様性を調査し、都市近郊に残る自然環境の変遷を把握します。

Supported by:公益財団法人イオン環境財団、公益財団法人松下幸之助記念志財団


ふじのくにの里山 - 植物と昆虫のつながり

私たちの周りは、様々な生物であふれています。目立つ鳥やきれいな花の他にも、目に見えないほど小さな虫や土の中の菌類など、深山や密林にでかけなくても、身近な自然のなかにたくさんの生物がくらしています。地域の生物多様性は、長い地史的な時間と有史以来の人と自然の関りの中で形づくられてきました。生物多様性を理解するためには、「どんな生物がすんでいるのか」ということと、「生物たちがどのように関わりあってくらしているのか」を知ることが重要です。

このプログラムでは、静岡市とその周辺にある里山の植物や昆虫及びそれらの関りについて調査します。

一見何の変哲もないように見える都市近郊の自然のなかにも、まだよく分かっていない「もの」(生物)や「こと」(関係性)があふれているはずです。具体的には捕虫網を使ったりトラップを利用して、網羅的に昆虫を捕獲し昆虫相を調べます。また、歩き回ってどんな植物が生えているかを調べたうえで、その花粉をどんな昆虫が運んでいるのか、インベーダーのように侵略してくる生物は脅威になっているのかなどを調べます。

そうした調査を通じて都市近郊の里山生態系の一端を捉え、可視化することを目指しています。

ふじのくに地球環境史ミュージアムについてはこちらをご覧ください。

なお、この調査には、国際石油開発帝石株式会社有志のご寄付をいただいております。 

概要

調査日程

2020年
チーム1 4月18日

チーム2 5月23日

チーム3 5月30日

チーム4 7月11日

チーム5 9月20日

チーム6 9月26日

チーム7 10月17日 

募集人数

T5&T6は5名、
その他は10名

調査地域

静岡県静岡市/菊川市 

ボランティアの役割

ボランティアは、虫網や虫吸管、ビーティング(木の枝などを棒で叩いて、落下した昆虫をネットで採集する方法)にて数十種類の昆虫を採集し、図鑑などで種類等を調べ、記録します。

T5&T6は、静岡県菊川市の茶草場で、それ以外はミュージアムに隣接する里山で調査を行います。

調査の方法については事前にガイダンスを行います。また、研究者が昆虫や植物を見分けるお手伝いをしますので、特別な知識や技能はいりません。

研究者の紹介

岸本 年郎先生(きしもと としお)
ふじのくに地球環境史ミュージアム 教授

ABOUT

主任研究者。昆虫に関する調査に従事。専門は昆虫分類学

早川 宗志先生(はやかわ ひろし)
ふじのくに地球環境史ミュージアム 准教授

ABOUT

絶滅危惧植物から雑草まで植物全般に関する調査に従事。専門は植物分類学

注意事項

  • 調査開始10日前で定員に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承ください。
  • 申し込みされた方には中止が決定され次第、ご案内いたします。
  • アースウォッチの国内調査プログラム参加者はボランティア保険に加入します。