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富士山生物多様性研究イニシアティブ
富士山周辺の絶滅危惧チョウ類 −Endangered Butterflies in & around Mt.Fuji−
−富士山周辺の絶滅の危機に瀕している草原性チョウ類の保全へ向けた生態調査−

調査地 幼虫とアリcopyright@ShigeoKobayashi 原っぱで講義
ここにはいるかな? みんなで捜索
アサマシジミcopyright@Maruoka マーキングします
瑠璃色が美しい

調査地:
富士山梨ヶ原の草原(山梨県富士吉田市一帯、調査により富士川河川敷・甲府)、および富士山麓の里山
空き状況現地調査日:
チーム1:
 2012年5月18日(金)〜5月20日(日)[2泊3日]
チーム2:
 2012年6月15日(金)〜6月17日(日)[2泊3日]
チーム3:
 2012年7月20日(金)〜7月22日(日)[2泊3日]
参加方法
略歴主任研究者:
渡邊 通人
(NPO法人富士山自然保護センター 自然共生研究室長)
募集人数:
最小4人、最大8人(定員になり次第締め切り)
研究分担金:
事務局にお問い合わせください。
*アースウォッチのプロジェクトに初めて参加する非会員の方を誘って参加できます。詳しくはこちら

調査概要: −Project Overview−
 日本では昔から人々が生活のために手を加えて里山的自然を維持してきました。その自然は原生的な自然とは異なる独自の生態系を形成し、日本列島の生物層を多様なものにしてきました。そのひとつに屋根を葺くための茅や家畜の飼料のための草を採る採草地がありました。しかし、今では、人の生活様式や産業構造の変化に伴い、採草地の存在理由が乏しくなっています。家畜の餌として、また加工製品の材料としての草類の利用はほとんどなくなり、さらには、少子高齢化や都市化によって、採草地を維持するのが困難となっています。また、別荘地などの開発、あるいは人手が入らなくなったことで森林へと遷移していくことで、草原は急速に減少しつつあるのです。しかし、日本列島においてこれら里山的環境である草原を維持していくことは、その生物多様性の保全のために、必要不可欠なことの一つです。
  
 近県では絶滅してしまった、あるいは絶滅に瀕しているチョウ類のかなりの種が、富士山北麓ではまだ健在です。この調査ではその代表的な草原性のチョウの生態を調べることによって、絶滅に瀕している原因を追求するとともに、絶滅から守るための基礎資料とする事が目的です。そして里山草原の生態系全体の保全を考えるきっかけにしたいと考えています。   
成果
ボランティアの役割: −What You'll Be Doing−
主なスケジュール
【1日目】
09:00 集合
      調査地に移動して、調査方法のレクチャー
      チーム別で調査
12:00 昼食
13:00 チーム別で調査
      調査の片付け・翌日の準備
18:00 夕食
      レクチャー
      自由時間(入浴等)
22:00 就寝
 
【2日目】
07:00 起床・朝食
08:30 ガイダンス
09:00 調査地へ移動
      チーム別で調査
12:00 昼食
13:00 チーム別で調査
16:00 自由時間
18:00 夕食
      自由時間(入浴等)
22:00 就寝
 
【3日目】
07:00 起床・朝食
08:30 ガイダンス
09:00 調査地へ移動
      チーム別で調査
12:00 昼食
13:00 チーム別で調査
15:00 集合場所にて解散
 
上記は参考です。予定の変更には臨機応変に対応してください。
 許可を得て実施している梨ヶ原(北富士演習場内)での調査を基本として、入場できない日には、ミヤマシジミの本来の生息環境と考えられる河川敷の生息地(富士川)で調査を行うことによって、衰退の著しい火山草原での生息地と河川敷の生息地とでの個体数の比較と毎月決まったコースでのセンサス調査を行います。
 今年も、1日目に身延、2日目に本栖高原と野尻草原、3日目に梨ヶ原での調査を行う予定です。
 
<成虫調査>
 分布と移動及びその年変動を知るために、成虫を捕獲後マーキングして、その場で放し、再捕獲や再確認によって生存率や移動距離、行動圏(home range)の範囲を推定し、保全のための基礎資料とします。
 
<幼虫調査>
 シジミチョウ類の調査では、分布とアリ類との共生関係を知るために、令数・個体数・共生アリの種と個体数を記録するとともに、一部の幼虫とアリにマーキングを行い、その場で放すことによって、個体識別を行うと同時に移動や共生関係を推定し、保全のための基礎資料とします。
 
<成虫全種センサス調査>
 絶滅危惧種の保全のためには、生息地と個体数の季節変化・年変化を調べることが重要な基礎データとなります。そこで、毎月決まったコースでのセンサス調査を行います。ミヤマシジミの食樹コマツナギ、アサマシジミの食草ナンテンハギやオオバクサフジ、ヒョウモンチョウの食草ワレモコウの分布調査を行います。

体験記
 
 主任研究者の渡邊先生 服装は長袖・長ズボンが基本
 標高900mは夏でも涼しいので暖かめに
 アリが幼虫を世話している
服装と装備品: −What You'll Be Bringing−
服装
 長袖、長ズボン  軽装登山靴   手袋(軍手可) 
そのほかの装備品、持ち物
 フィールド用リュック  フィールドノート  筆記用具
 防寒具(ウインドブレーカーなど)  雨具(カッパの上下)  帽子
 日焼け止め(必要に応じて)  懐中電灯(必要に応じて)  ハンドタオル
 洗面用具、着替え  医薬品(虫除け、バンソウコウ、胃腸薬など)  健康保険証またはその写し
集合と宿泊: −Rendezvous, Where You'll Be Staying−
集合場所: 富士急行線「河口湖駅」または下記宿泊場所
集合時間: どちらも午前9時
解散予定: 午後4時ごろ
宿泊場所: リゾートイン・吉野荘 http://www.yoshinosou.jp
        〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村大田和3480-1 Tel.0555-85-2260(代) Fax.0555-85-2330
 
        宿泊施設は、4階の展望風呂からはもちろん、各部屋からも富士山が一望できます。
        宿泊施設で食べる朝食・夕食は山の幸がふんだんに盛り込まれた料理です。
        昼食は弁当または食堂を利用します。徒歩5分程の所にコンビニが、車で5分程の所に大型スーパーマーケット等があります。
交通: −Travel Planning−
電車の場合:
  富士急行線時刻表URL:http://www.fujikyu.co.jp/fujikyu-line
  新宿駅高速バスURL:http://www.highwaybus.com
自家用車の場合:
  中央道河口湖I.C.から車で10分、国道139号線沿いです。
 
 幼虫にもマーキング  アサマシジミ、メス  ヒメシジミ、オス
注意事項: −Notes−
  • 当日の現地までの交通手段と現地到着時間は、プロジェクト開始10日前までに事務局にお知らせください。
  • プロジェクト開始10日前で募集最少人数に満たない場合、 開催を中止することがあります。
  • 申し込みされた方には中止が決定され次第、ご案内いたします。
  • 調査上の事情により宿泊場所は変更となる可能性があります。予めご了承ください。
  • アースウォッチの国内プロジェクトはボランティア傷害保険に加入しています。
  • アースウォッチのプロジェクトはカーボンオフセットを行っています。 
  • 参加方法: −Sign Up−
    国内プロジェクトの参加方法は、こちら
    空き状況をメールで確認する場合は、こちら
     
    「富士山周辺の絶滅危惧チョウ類」プロジェクトの研究活動・ボランティアプログラムは、花王株式会社の支援を受けて実施されます。
     
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