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日光国立公園のニホンジカ -Sika Deer and Ecosystems in Nikko National Park-
−複雑な生物が絡み合った生態系の仕組みを考える総合的自然保護プロジェクト−

(C) Kazuki Suda (Left) , Takeshi Manno (Right)

調査地:
栃木県日光市(日光国立公園一帯)
空き状況 現地調査日:
チーム1:
 2009年6月4日(木)〜6月5日(金)[1泊2日]
チーム2:
 2009年6月5日(金)〜6月6日(土)[1泊2日]
チーム3:
 2009年6月6日(土)〜6月7日(日)[1泊2日]
参加方法
略歴主任研究者: 
須田 知樹  博士 (立正大学 地球環境科学部 環境システム学科 講師)
募集人数:
最少3人、最大6人(定員になり次第締め切り)
研究分担金:
23,200円
*アースウォッチのプロジェクトに初めて参加する非会員の方を誘って参加できます。詳しくはこちら

調査概要: −Project Overview−
 近年、全国各地でシカによる植生被害が問題となっています。その中で、個体数管理の方法として、現在ニホンジカの駆除が行われています。これはシカによる採食を減らし、森を守る上で重要です。しかし、駆除となったニホンジカは全て森の外へ持ち出されてしまい、「分解者」、例えば遺がいを食べるテンやイタチ・キツネなどの動物やハエなどの肉食性昆虫、菌類、巣材にシカの毛を利用する鳥などへの影響をはじめ、自然生態系全体への影響が考慮されていない面があります。

この調査では、生態系の中で分解者が果たす役割(腐食連鎖)に焦点をあてた調査を行います。野外調査を通じてニホンジカが生態系全体で果たしている役割を明らかにし、よりよいニホンジカの個体数管理方法の提言へとつなげていきます。
  
ボランティアの役割: −What You'll Be Doing−
主なスケジュール
15:00 
 ↓  チェックイン(15:00〜21:30の間)
21:30 
 ↓  就寝
 7:00
 ↓  起床・朝食・チーム顔合わせ 
 8:30
 ↓  調査地へ移動
 9:00  調査方法のレクチャー、調査開始
 ↓  午前の調査
12:00 昼食(調査地にて弁当)
 ↓  午後の調査
15:30 下山
17:00 データ整理等
18:00 解散
上記は参考です。予定の変更には臨機応変に対応してください。
 調査が行われる日光国立公園は、東照宮をはじめとする寺社群が世界遺産に登録されていて、日本を代表する文化的景勝地となっています。ボランティアは、標高2000mを超える男体山の斜面のコナラ→ブナ→トウヒ→ハイマツ→森林限界に至る植生の垂直分布や、本地域と大台ケ原にしか群生地のないウラジロモミの森林など、素晴らしいフィールドの中で調査を行います。

ボランティアは雪解け後の時期をねらって、こうしたフィールドの中をトレッキングし、シカの採食圧とササの生育状況との関係を把握するために、ササの被食率・葉の大きさ・茎の高さ等の計測を行います。ササの調査と合わせて、フィールドでニホンジカの遺がいを探していきます。発見したニホンジカの遺がいは、GPSによって位置を記録し、性別や年齢構成を記録します。また、場合によっては、年齢を調べるために下あごのサンプルを採取します。このデータは、ニホンジカの生息実態の記録となります。発見後は研究チームによって追跡調査が行われ、遺がいが分解者によって分解されていく過程が記録され、科学的データとして活用されます。
動物の遺がいとそれを食べる動物などとの相互関係は、国際的に見ても重要な研究分野ですが、実際の生物種を追跡した研究はほとんどなく、非常に重要な調査です。

ボランティアの作業の多くの時間はフィールド内をニホンジカの遺がいを探して歩くことにあてられます。その中では、研究者から日光の自然やシカ害の状況、そして食物連鎖や腐食連鎖など、生態系の成り立ち全体についてお話を聞くことができるでしょう。
体験記
 
主任研究者の須田先生 服装は長袖・長ズボンが基本
標高は500m〜1000m。6月は5℃〜10℃くらいで、脱ぎ着ができる暖かめの服装を。
調査フィールドは概ねなだらかです。少し強めのハイキングをイメージしてください。
(C) Kazuki Suda, Takeshi Manno
服装と装備品: −What You'll Be Bringing−
服装
 長袖、長ズボン  軽装登山靴または長靴   手袋(軍手可) 
そのほかの装備品、持ち物
 フィールド用リュック  フィールドノート  筆記用具
 防寒具(セーターなど)  雨具(カッパの上下)  帽子
 時計  水筒  ハンドタオル・バスタオル
 洗面用具、パジャマ、着替え  医薬品(虫除け、バンソウコウ、胃腸薬など)  健康保険証
 コンパス(あれば)  双眼鏡(あれば)   
集合と宿泊: −Rendezvous, Where You'll Be Staying−
集合場所: 日光市交流促進センター
集合時間: チェックイン時間(15:00〜21:30)の間に宿舎に入ってください。
解散予定: 18:00
宿泊場所: 日光市交流促進センター 〒321-1421 栃木県日光市所野2854
           TEL:0288(54)1013 FAX:0288(50)1030
     http://www2.ocn.ne.jp/~koryu/j/index.html

日光市が運営する公共宿泊施設です。二日目の朝は宿泊施設でとります(研究分担金に含まれます)。
二日目の昼食は各自でお弁当などを購入してください。(一日目の夕食とあわせ、研究分担金に含まれておりません)
交通: −Travel Planning−
電車の場合: 
  「日光交流促進センター」は、JR日光駅または東武日光駅から徒歩15〜20分です。
  上野駅から新幹線利用で約1時間40分。東武線特急利用で約2時間です。

自家用車の場合: 
  日光ICまで、宇都宮ICから約30分、浦和ICから約80分です。
 
シカの毛も使われた鳥の巣。シカの死がいは他の動物にも利用されます。 ササの調査の調査をメインに行います。写真は植物の見方のレクチャー。 食事はフィールドの中でみんな一緒に食べます。
(C) Takeshi Manno
注意事項: −Notes−
  • 当日の現地までの交通手段と現地到着時間は、プロジェクト開始10日前までに事務局にお知らせください。
  • プロジェクト開始10日前で募集最少人数に満たない場合、 開催を中止することがあります。
  • 申し込みされた方には中止が決定され次第、ご案内いたします。
  • 調査上の事情により宿泊場所は変更となる可能性があります。予めご了承ください。
  • アースウォッチの国内プロジェクトはボランティア傷害保険に加入しています。
  • アースウォッチのプロジェクトはカーボンオフセットを行っています。 
  • 参加方法: −Sign Up−
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