調査概要: −Project Overview−
|
|
温帯域の沿岸に見られる海草藻場(アマモ場)や岩礁潮間帯(磯)は、熱帯のサンゴ礁やマングローブなどと同様に、生産性が高く、さまざまな動植物の生息の場所として、沿岸環境で重要な役割を担っていると考えられます。しかし沿岸における人間の経済活動の拡大に伴い、その分布面積の減少や機能の劣化が心配されています。
私たちは、この重要な沿岸生態系を保全するために、生物群集の構成や変動様式と、さまざまな環境要因との関係を明らかにするための、広域・長期的な研究に取り組みます。 海洋生態系は陸上生態系よりはるかに多様な生物が観察されます。私たちの調査で、アマモ・コアマモなどの海草やムラサキイガイなどの二枚貝類をはじめ、一般の人が日ごろ目にすることができないさまざまな生物を間近に観察できます。
これらの生物間のつながり、および環境との関連性を明らかにしていくことにより、生物の多様性が非常に複雑な相互関係で成り立っていることが理解できると思います。更に、近年進行する地球温暖化に代表されるような環境変動が、沿岸生物群集の変化を通じて沿岸生態系にどのような変化を与えるかについて予測することにより、今後の人間活動を含めた野外生態系のあり方を考える機会になればと願っています。 |
ボランティアの役割: −What You'll Be
Doing−
|
東京湾のアマモ調査
【1日目】
9:00 富津公園バス停集合〜調査地へ移動
調査方法の説明・アマモ調査実施(途中で昼食:各自持参)
15:00 調査終了
16:00 調査の片付け・翌日の準備・データ整理等
17:00 レクチャー
18:00 夕食
20:00 自由時間・入浴等
22:00 就寝
【2日目】
7:00 起床・朝食
8:30 調査地に出発
9:00 調査(途中で昼食:お弁当を用意)
15:00 調査終了
調査機材の整理など
17:00 解散(予定)
上記は参考です。予定の変更には臨機応変に対応してください。
|
アマモは海に生える種子植物で、「海草(うみくさ)」と呼ばれ、コンブやワカメなどの「海藻」に比べ、陸上植物に近い仲間です。陸上に進出した後、海に還っていった点で、クジラやイルカと同様の進化の歴史を持っています。アマモが生える海草藻場は多様な生物の生息場所となる事から、沿岸生態系の中でも重要な機能を果たしていると考えられています。
アマモ調査では、こうしたアマモ類の量や分布、生産性、アマモ場に生息する生物の種の多様性と現存量、そしてアマモ場の水質・底質の環境条件の定量的な調査を行っています。
収集したデータにより、環境要因、アマモ類や動物群集の生物多様性(遺伝的多様性・種多様性・景観の多様性)やアマモ場の生態系機能(生産性・水質浄化機能・安定性)の3つの関連性について、統計解析により解明していきます。
[アマモ被度調査(植生マッピング)]
東京湾富津干潟に設けた調査区(100m×50m)において、出現する海草類(アマモ、コアマモ)および二枚貝類(ムラサキイガイ)の空間分布を測定します。
|
 |
| |
 |
 |
 |
主任研究者の仲岡先生 |
ウェーダー(胴長)を着て調査です |
100ha以上にわたる
東京湾最大の藻場 | |
服装と装備品: −What You'll Be Bringing−
|
| 服装 |
| 長袖・長ズボン |
軍手(ビニール製手袋) |
|
| そのほかの装備品、持ち物 |
| 一日目の昼食(お弁当) |
フィールド用リュック |
荒天用の衣類(カッパの上下等) |
| タオル・バスタオル |
パジャマ |
洗面用具・衛生用品(歯ブラシ等) |
| 健康保険証 |
医薬品(虫除け、バンソウコウ、胃腸薬など) |
フィールドノート、筆記用具 |
| (着替え一式) |
(ウェーダー・既にお持ちの方) |
(携帯電話) |
| (ポケット図鑑) |
|
| ※ウェーダー(胴長)については貸し出すことも可能です。申し込みの際に靴のサイズとあわせてお知らせください。
ただしサイズがない場合もございますので、ご相談ください。
※ウェーダー(胴長)をお持ちの方は持参ください。
※汗をかいたり、万一ぬれた場合に備えて、着替えをお持ちいただくと安心です。
※携帯電話等はジップロックなど、口をしっかりとめられる防水パックに入れるなどの防水対策をお願いします。 |
集合と宿泊: −Rendezvous, Where You'll Be Staying−
|
集合場所: 富津公園バス停前(調査用の服装で集合)
集合時間: 9:00
解散予定: 16:00〜17:00頃の予定(早めに出る方は、富津干潟で16:00解散も可能です。)
食 事 : 各自で一日目のお昼のお弁当・お飲み物を用意してください。現地で購入することも可能です。
夕食と朝食は、近くの民宿で食べます。二日目の昼食は途中でお弁当を購入します。
(夕食・朝食・二日目の昼食は分担金に含まれます。ただし飲み物は別途各自でお願いします)
宿 泊 : レンタルハウス みさき 千葉県富津市富津2307-42 TEL:0439-87-2611/FAX:0439-87-1313
http://www.tschiba.com/misaki |
交通: −Travel Planning−
|
<路線バス>
JR青堀駅または木更津駅西口から富津公園行きのバスで終点です。
8:10木更津西口発〜8:39青堀駅〜8:51富津公園バス停着
・路線バス時刻表
http://nitto-kotsu.co.jp/rosen(futtu).htm
日東交通富津運輸営業所:TEL 0438-23-0151
<木更津駅までのアクセス>
□アクアライン高速バス利用する場合:
横浜駅・川崎駅・羽田空港・品川駅・東京駅からJR木更津駅へ高速バスが出ています。
アクアライン高速バス時刻表・料金表
(日東交通)http://www.nitto-kotsu.co.jp/kosoku.htm
(京浜急行)http://www.keikyu-bus.co.jp/keikyu-bus/aqua.html
□JRを利用する場合:
JR内房線(総武快速・横須賀線-直通 又は 京葉線)で東京駅から約2時間 |
|
|

|

|

|

|

|
|
アマモ |
コアマモ |
ガザミと抜け殻 |
コウイカ |
スナジャワン
(ツメタガイの卵塊) | |
注意事項: −Notes−
|
|
当日の現地までの交通手段と現地到着時間は、プロジェクト開始10日前までに事務局にお知らせください。
プロジェクト開始10日前で募集最少人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承ください。
申し込みされた方には中止が決定され次第、ご案内いたします。
アースウォッチの国内プロジェクトはボランティア傷害保険に加入しています。
アースウォッチのプロジェクトはカーボンオフセットを行っています。 |
参加方法: −Sign Up−
|
国内プロジェクトの参加方法は、こちら
空き状況をメールで確認する場合は、こちら |
|
「東京湾のアマモ」プロジェクトは、HSBC クライメート・パートナーシップの一環として、HSBC
とアースウォッチ・ジャパンが2008年から協働で開始しています。
このプロジェクトおよび、「温暖化と沿岸生態系」プロジェクトの研究活動、ボランティアプログラムは、HSBCの支援を受けて実施されます。
 |
 |
 |