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プロジェクト概要
Barnegat Bay,
New Jersey,
U.S.
おそらく世界で一番、魅力的で鮮やかなカメと言っても間違いのないキスイガメは、アメリカで唯一、汽水性の河口や入江、塩性湿地に生息するカメです。昔から、マサチューセッツ州からテキサス州に至る広い地域に分布していましたが、大西洋岸沿いの土地開発やその他の人間活動の影響により、キスイガメの個体群は減少の一途をたどってきました。アースウォッチの経験豊かなカメの研究者であるドレクセル大学のハル・エイヴリー、ジム・スポティラ、ウォルター・ビアンの3博士、ニューヨーク州立大学バッファロー校のエド・スタンドラは、止まることのない環境の変化に直面しているキスイガメの個体群の生存可能性を調べています。ボランティアは、中部大西洋岸の見事な汽水生態系の最後のひとつであり、海岸の生物多様性にとって大切なオアシスである肥沃なバーネガット湾の入り江で研究者を手伝います。
ボランティアの役割
オーシャン・カウンティ(海洋州、ニュージャージー州の別名)の沿岸部に拡大する住宅地域は美しいバーネガット湾に迫っており、このプロジェクトは、歯止めの利かない土地開発に直面している環境の持続可能性に貢献できる貴重な機会です。エイヴリー氏と研究仲間を手伝うため、ボランティアはカヌーに乗ってこの豊かな河口の自然環境でキスイガメの捕獲、タグ付け、追跡調査を行います。潮の干満の影響を受ける小川の土手や湿地の島にあるカメの巣穴をモニターし、餌場となりうる場所の地図を作り、騒音公害の程度を計測し、カメが好む営巣地を特定するために標本や気温データを集めます。後期のチームは巣穴で孵った仔ガメのマーキングとタグ付けを行い、孵化の成功率を割り出します。自由時間には、アメリカ北東部で最も特異で人間の影響を最も受けていない生態系といわれる、壮大なパイン・バレンでカヌーを楽しめるほか、塩水湿地の島々の間や川の支流、バーネガット湾の入り江などでカヤックに乗ることもできます。
研究者からの一言
ニュージャージー州南部はその景色のすばらしさと広大な自然で皆さんを驚かせることでしょう。ニュージャージー州のはずれ、パイン・バレンズの沿岸に位置するバーネガット湾は野生生物の保全と生息地の保護のためには非常に重要な入り江です。ニュージャージーで「特に懸念される種」に指定されているキスイガメは、危機的状況にある汽水域生態系の動物たちを代表する大使とでもいうべき存在です。にもかかわらず、道路上の交通事故やボートとの接触による負傷、カニ漁の網にからまって溺死するというような危険が増え続け、キスイガメの個体群は深刻な影響を受けています。皆さんの力を貸していただければ、この珍しい爬虫類の産卵の生態や生息地の条件に関する重要な情報を関係者に提供して、生息地となっている汽水域のより良い管理を目指すことができます。
食事と宿泊施設
ボランティアは天然資源教育のためのライトハウス・センターに宿泊します。70ヘクタールの広さを持つセンターは土地開発の手が及んでいない沿岸環境にあって、美しいバーネガット湾の景色を眺めることができます。またニュージャージー州の海岸で最後に残った数ヶ所の自然の情景を探検することもできます。センターには二人用の部屋、エアコン、洗濯設備、コンピューターラボ、休憩室、お湯のシャワーが使える共同の浴室があります。昼食と夕食は地元のレストランが配達したものを食堂で食べます。自由時間には、塩水湿地でバードウォッチングやハイキングをしたり、カヤックやカヌーを楽しめます。
主任研究者
Dr. Hal Avery ( Drexel
University )
集合場所
Philadelphia,
Pennsylvania
募集人数
最大8人
注意
現地探査日、宿泊施設等は変更になることがあります。
今後参加する際、必ずしも調査内容や宿泊場所等が同じとは限らないことをご了承ください。
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