南アメリカ 考古学・歴史プロジェクト
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Archaeology of Peru's Wari Empires
ペルー、ワリ帝国の考古学

−アンデス山脈の高地にある古代集落の発掘調査−

詳細情報 (英語版)


(c)Dr. Mary Glowacki
現地探査日(14日間)
チーム1:2008年5月3日−5月16日
チーム2:2008年5月19日−6月1日
チーム3:2008年6月4日−6月17日

研究分担金

257,000円

* 2008/3/29 更新

プロジェクト概要
 ペルーの歴史上、中期ホライズン(紀元540〜900年)に存在したワリ帝国は、古代アンデスで最初に発展した国家あるいは帝国と考えられています。この時代に、ワリ帝国は中央高地のアヤクーチョ地方から周囲の山岳地帯の大部分、そして隣接する海岸地域まで領土を広げました。南部高地ではフアロとして知られる谷全体に広がる集落を確立しました。コトコチョクのワリ集落は衰退期のワリ文明にとって最後の砦だったのかもしれません。この地域の発掘はワリ帝国滅亡の理由を明らかにし、その複雑な文化システムの破綻に光を当てることになるでしょう。この古代国家の滅亡について考古学者による広範囲な調査が行なわれたことはなく、私たちはこの発掘を通して、ワリ帝国についてだけではなく他の文明や私たち自身に関しても学べることでしょう。

ボランティアの役割
  メアリー・グロワッキー博士、ジュリー-アン・ホワイト氏ほか、スタッフと共に、チームは特定の発掘区域を担当します。標高3300メートルの高地に慣れた地元の人たちが、きつい発掘作業のほとんどを担当してくれますが、ボランティアも小さな移植ごてを使う発掘や土壌のふるいかけ、出土した遺物の処理や記録などの作業を手伝います。また二人一組で、発掘区域内の建物の地図も作ります。標高の高い地域での作業になるため、参加者はきつい作業がこなせる体力をつけておいてください。発掘される遺物の数によっては、午後もラボで何時間か遺物のマーキング、分類、登録、スケッチ、撮影などを手伝うこともあります。自由時間には、歴史的に有名で親しみやすいクスコの町を散策することができます。もちろん、素晴らしいマチュピチュの遺跡への1泊旅行に出かけることもできます。

研究者からの一言
 皆さんがコトコチョクの遺跡発掘のためにクスコで私達の調査に参加してくだされば、どんなに嬉しいことでしょう!インカ帝国については多くの人々が聞いたことがあると思いますが、それ以前にこの地域がワリという名で国家レベルの社会に支配されていたことを知る人はほとんどいません。私たちは次の夏も調査を続けられることになってワクワクしています。これまで、遺跡全体におよぶ配水設備、一般家庭の住宅、エリート階級の墓地なども発見されています。重要な建造物群の位置を突き止めた今、きっと非常に興味深く、やりがいのある作業になることでしょう。このチャンスを見逃さないで下さい!

食事と宿泊施設
 クスコのアルマス広場(プラザ・デ・アルマス)近くの快適な宿泊所に滞在します。たいていの時間は温水シャワーが使えます。コンチネンタル式の簡単な朝食、サンドイッチの昼食、それに夕食は宿泊所で用意してくれるので、現地の食事を試す機会になるでしょう。町の中心には多くのレストランがあり、モルモット(クイ)料理からピザまで、より多彩な料理を楽しむことができます。

主任研究者
Dr. Mary Glowacki (Pre-Columbian Archaeological Research Group, Inc. & Florida Bureau of Archaeological Research)
Julie-Anne White (University of Calgary)
集合場所
ペルー、クスコ(Cuzco, Peru)
募集人数
最大12人
備考
3000m以上の登山経験者で18歳以上の方のみ参加可能です。
注意
現地探査日、宿泊施設等は変更になることがあります。


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