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Climate Change

エクアドルの気候変動とイモムシ

エクアドルの豊かな雲霧林を研究者と共に歩き、気候変動がこの地域の繊細な生態系に及ぼしている影響を明らかにする調査です。


The facts

調査の重要性

Why the research is important

The caterpillars you collect will provide key information about biodiversity in forests and how climate change will affect it.

森に生息する生物種間の複雑な相互作用に関する知識を増やし、そのような相互作用が気候変動によってどのような影響を受けるのかを理解しようとしている研究者に手を貸してください。

Hiking in Ecuador

Hike through the Ecuadorian cloud forest in search of caterpillars.

森林では、生物種間の数多くの目立たない相互作用によって、生態系の健全さと生物多様性が維持されています。このような相互作用を保全するには、可能な限り多くの情報が必要になります。そのために皆さんに協力していただきたいのです。1996年以来、アースウォッチボランティアは世界中の森でイモムシと捕食寄生者間の相互作用に関する重要なデータ収集を助けてきました。

たとえば、森の調査区画からイモムシを取り除いた15ヶ月後、研究者はその区画の植物の種類が隣接の森より40%も減少していることを発見しました。それまでイモムシの食欲に管理されてきた植物種が自由奔放に成長し、他の多くの種を駆逐していたのです。種間の関係性の崩壊が森の健全さにどれほど影響を及ぼすのかを示すこの事例は、気候変動が森林生態系に及ぼす影響について研究者たちに貴重な洞察を与えました。

エクアドル、アリゾナ、ネバダ、カルフォルニア、ペルーの調査で、アースウォッチボランティアは最先端の化学分析と観察用のイモムシ採集をしてきました。この中には、姿、体色、敵から身を守る方法が驚くほど多様性に富んでいる、38の異なる科のイモムシが含まれています。この調査結果は、それぞれの森にいる種と、そのような種同士が互いにどのような関係を持っているのかについて、研究者に貴重な知識を与えてくれました。このプロジェクトで得られたデータは、植物・イモムシ・捕食寄生者の相互作用の多様性に関するデータベースを作るのに使われます。

さらに、このデータは世界各地の多くの地域社会でも実際に役に立ちます。たとえば、多くのイモムシは穀物を餌にしているので、人間の食料に被害を与え、農民の収入を減らしています。このプロジェクトでボランティアが集めたデータを利用すれば、農民たちはイモムシ類を自然に管理している捕食寄生者を特定することで、化学薬品などを使わずにイモムシの食害を止める方法を知ることができるのです。

調査地

Yanaycua Biological Station, Ecuador, South America

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Lee
Dyer
Professor of Biology, University of Nevada, Reno

ABOUT Lee Dyer

20年にわたり、リー・ダイアー氏は世界中の森林で数種の最も多様性に富んだ生物を詳細に調査してきました。

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宿泊施設と食事

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