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プロジェクト概要
コククジラは、絶滅危惧種リストから最初に外された巨大クジラですが、その将来は決して約束されたものではありません。通常は、夏の間プランクトンが豊富なカナダ寄りのベーリング海やチュクチ海でえさを食べて過ごし、冬になるとメキシコのバハ・カリフォルニア州沿岸に移動し、そこで子供を産み育てます。しかし最近の調査では、冬にえさを食べ、秋に子供を産むクジラもいることが明らかになってきており、コククジラ保全計画の作成の基礎となる仮説を覆すことになりそうです。ウィリアム・メジル博士、レイ・ラニ・ステル博士と共同研究者たちは、回遊終端それぞれの地域でコククジラはどれくらいのえさを食べるのか、また、えさの量の変動がクジラにどのような影響を与えるのか、ということに新たに注目をしています。今夏、カナダでメジル博士とステル博士に協力し、このユニークなクジラ目動物保護を推進する努力をともに分かち合いませんか?
ボランティアの役割
ブリティッシュ・コロンビア州中部沿岸の大自然に拠点を置き、グレート・ベア・レインフォレストの岩だらけでごつごつした海岸線沿いで数人の研究者と共に活動します。シーカヤックか改造漁船にのってクジラを探したり、ソナー(水中音波探知装置)や水中カメラを使ってクジラの餌を地図に記載したり、一日の大半を水上で過ごします。写真による個体識別、データの記録方法、航法の補助などは、事前にトレーニングを行います。また、陸上で作業することもあり、撮影したクジラの写真の保存や分析、目録との照合、追加分析のための関連資料集めなどをします。自由時間には、カヤックに乗って入り江や島を探索したりベースキャンプ周辺を散策したりできます。
研究者からの一言
私たちのプログラムでいちばん報われるのは、単にクジラを探すことだけでなく、作業にも興味を持ってくれる皆さんのような方たちと出会えることです。皆さんと一緒に作業するのは本当に楽しみです。私たちのスタッフは、チームの高い士気を維持するために、個人の力を認め、それを基礎に前進することを目指しています。クジラを通したボランティア間の相互理解によって、スタッフは仕事上とても助かっています。チームを一つにするためには、クジラの潮吹きのしぶきを感じるほどそばによるのが一番なのですから!
*ブリティッシュ・コロンビア州沿岸では、コククジラは活発に摂餌あるいは餌を探すために77%の時間を費やす反面、グループで行動するのに費やす時間はたった8%です。
食事と宿泊施設
温帯雨林と太平洋に挟まれた地で典型的な野外生活を体験します。キャンピングカーもあり、そこであたたかい食事をとることができます。海にも森にもすぐに行けるこの地でのキャンプは、北太平洋を探索するのに最も適しています。
主任研究者
Dr. William Megill
(University of Bath)
集合場所
Tofino, British Columbia,
Canada
(3日間)Palos Verdes, California
募集人数
最大8人
注意
現地探査日、宿泊施設等は変更になることがあります。 |